まあです。
テレビでピーター・F・ドラッカーの「マネジメント」の話題があり、読んでみたいなと子供の口から聞こえてきたので、「マネジメント」をいきなり読むのはちょっと難しすぎるから、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』(通称:もしドラ)を読んだら」を勧めてみました。
結論
ドラッカーの経営に対する何たるかの初歩に入り込め、マネジメントに興味を持つトリガーになりました。
これは年齢に関係なく、P・F・ドラッカーの名前を知ったり、マネジメントの入り口に立てたりします。
青春の1ページを垣間みることができ、昔懐かしの甘酸っぱさが残る物語になっています。
最後はちょっと切なく、中1男子でも「もしドラ」で涙ぐんでました。
最後まで一気読みできたようで、無事にP・F・ドラッカーの「エッセンシャル版マネジメント」に興味を持たせることができました。
自分も会社ではマネージャーの肩書をいただいていまして、10年以上までに、P・F・ドラッカーの「エッセンシャル版マネジメント」読んだことがあります。さらに世間で話題になっていた「もしドラ」を後に読んでハマった経緯があります。
P・F・ドラッカーの「マネジメント」を読む前に、オススメする一冊です。
・マネジャーと聞いて、部活のマネージャーを思い浮かべた人
・マネージメントって管理ってことでしょと思った人
・お堅いビジネス書はちょっと苦手な人
・大人になって、心をリフレッシュしたい人
・過去に流行ったときに、表紙で敬遠してしまった人
会社に入る前は、マネージャーと言ったら、やっぱり”運動部のマネージャー”で、練習メーニューを考え、雑用含め選手たちの世話を焼いてくれるイメージが強いのではないでしょうか。実際のところ自分も同じイメージを持っていました。箱根駅伝のチームにもマネージャーチームがあったりしますからね。
あらすじ
この本の主人公の「みなみ」ちゃんは、運動部のマネージャーのことすら知らない無垢な女子高生なんですが、親友の”夕紀”ちゃんから、野球部のマネージャーを頼まれるところから始まります。
また、「みなみ」ちゃん自身、過去に野球を真剣に取り組んでいた時期があり、失望を経験したことから野球に対して嫌悪感を持っています。
そんな彼女が、野球部をマネジメントする女子マネージャーの立場で甲子園出場を目標とし、高校生達が奮闘する青春活劇となっています。
読みどころ(ネタバレ注意)
ネタがバレないようにするのは難しいですが、マネージメントの基礎を学ぶにも用語や、内容を理解するのに、日常的な世界観に置き換えているのでとっても読みやすく理解しやすいです。
マネージメントを知る
野球部のマネージャーが何をするかわからなかったから、本屋さんにマネージャーがわかる本を探しに行って、P・F・ドラッカーの「マネジメント」に出会った。
マネージメントの実践
野球部を企業であると見立てて、顧客が誰であるかなどを考えステークホルダーを明らかにし、事業内容を定義してマネジメントを行った。
マーケティング
野球を企業と見立て、顧客が何を目的に、何を要求しているのかを明確にするためにマーケティングに取り組んで行った。
専門家を翻訳
技術に特化した専門家には、周りの人から理解されない(しようとしてもらえない)信念があったりする。それをマネジメント層が理解せずにいると意見の対立となる。その摩擦を解消できるかどうかにマネージャーが一役買った。
イノベーション
高校野球の常識である戦術を打ち破り、自ら立てた戦術「ノーバント、ノーボール」を柱に専門特化させ、イノベーションを起こした。
真摯
マネージャーの資質に立ち戻り、根本的な資質で真摯さが必要であること思いだして、もう一度、マネージャーとして真摯向き合ってマネジメントを行った。
まとめ
ドラッカーのマネージメントは、会社の組織に属してる人はもちろん、フリーランスで仕事をする人でも一度はは読んだようが良いビジネス書になります。
自分を管理することもマネジメントですし、事業を大きくしていく上ではいずれ組織も意識していく必要がありますよね。
『もしドラ』の中には、ドラッカーのマネジメントの文面が散りばめられています。さらに、解説としてストーリーの中に組み込まれていき、読者の理解を例題を通して進んでいくので、大元を理解する手助けにもなります。
P・F・ドラッカーの「マネジメント」を読んだ人には、ただの物語として読んで欲しいですし、読んだことがない人にはマネジメントのとっかかりにして欲しいです。
ーーおまけーー
続編があるようですが、まだ、読んでないです。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら』
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