書籍

【知らないと人生損するレベル】最後の一行ですべてがひっくりかえる小説3冊

まあです。

中学生のころに小説を読み始めて、読書が趣味といえるまでになった本好きです。
本が好きだけでなく、活字が好きなんでマンガも読みますし、ブログも読みます。

主に読むジャンルは、ミステリーなのですが、興味のある本はなんでも読みます。

本格派ミステリーの中でも、最後の一文で全てが結びつき理解し、読み返したくなる本を3冊紹介します。

こんな人におすすめ
  • ミステリーといば十津川警部以外認めん
  • ミステリーなんて途中読んでいれば大体は犯人がわかる
  • 名探偵コナンよりも金田一少年の事件簿の方が好き

この3冊の内1冊でもの読み切って貰えれば、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けること間違いなし。
自分は、1冊目の十角館の殺人により、ミステリー小説が好きになり、綾辻行人を知り、島田荘司を知りました。
いまだにミステリー小説が好きで、好きな作家の本が平積みしてると、手にとってしまいます。

言い過ぎかも知れませんが、それくらいの衝撃を受けた3作品です。

知らないと人生損するレベルのミステリー3冊
  • 十角館の殺人 綾辻行人著
  • 異邦の騎士 島田荘司著
  • イニシエーション・ラブ 乾くるみ著

ん?最後の1冊は、ミステリーか?と思ったのあなたは、お詳しいですがちょっとまってください。
2005年版の本格ミステリ・ベスト10の6位にランクインしているんです。なので、ずばりミステリの1冊です。

ちなみにイチオシは、ずばり『十角館の殺人』の一冊です。

前段で本格派ミステリーとは


おおむね謎の不可解性や解決の論理性を重視しているミステリーを、本格ミステリーを指します。
序章に不可解ななぞ、事件、探偵の登場、解決などの作りなっているものが多いです。

新本格の言葉が使われ始めたのは、綾辻行人の館シリーズ2作目で、『十角館の殺人』に続く2作品目の「水車館の殺人」の帯につかわれたのが始まりと言われています。

綾辻行人を推薦した島田荘司も加えて新本格ミステリ作家として名前があがるくとがよくあります。

これを知らないと人生損するレベルの1冊目

十角館の殺人

著者:綾辻行人
1987年に講談社ノベルスより出版された綾辻行人のデビュー作です。

デビュー作です。

大事なところなので2回言いました。
本作品を読むまでの知っているミステリといえば、西村京太郎の十津川警部のシリーズとかでした。
この作品んで完全に頭の中がパラダイムシフトしました。本当に頭に雷が直撃したくらいの衝撃が走ります。

作品に影響を受けた作家さんの中でも、2018年の本屋大賞を『かかみの孤城』で受賞した辻村深月さんも話をされてます。ペンネームの”辻”の字も綾辻行人からとったと話されてました。

30年も前の作品で、いまだに話題にあがり、2019年10月から月間アフタヌーンで、漫画化されました。
どんだけすごい作家で、作品だということがわかりますよね。

あらすじ

大学のミステリー研のメンバー7人が、以前に建築家が済んでいて無人と化した島に、合宿に行くところから始まり、事件が起きていく、普通のストーリーです。十角館は、建築家中村青司が暮らしていた母屋の近くに立てられた、十角形の建築物で、7人の合宿で寝泊まりすることになります。
ミステリー研のメンバ同士を偉大なる外国の作家の名前で呼ぶ研究会のしきたりがあり、過去の先輩たちから名前を継いでいる精鋭たちです。

ポー、カー、エラリー、ヴァン、アガサ、オルツィ、ルルウの7人で、合宿所で新しい原稿を仕上げることも目的で集まりました。

島の事件とは別に、本土でもミステリー研究会に関する怪文書が話題となり、偶然に合わせたお寺の三男坊で、フラフラしている島田潔が探偵役となり、同時進行していくことなります。

おすすめポイント

館シリーズの1作目であり、探偵”島田潔”と、建築家で”中村青司”が作り出した建築物で巻き起こる事件がシリーズ化されているので、単発ではなく楽しめる点です。

この探偵、島田潔の名前の由来が、推薦者である作家”島田荘司”の名字と、島田荘司の探偵”御手洗潔”の潔を取って命名されています。著者本人は、安易だったと言っているようですが、尊敬の念により命名されたものは読者にとっては、つながり・系譜が目に見えて嬉しいものです。

シリースものですが、1作目なので初見の人でも抵抗なく入り込めるのがメリットです。

これを知らないと人生損するレベルの2冊目

異邦の騎士 —改訂完全版—

1987年に講談社から島田荘司の御手洗シリーズの3作品目として出版されました。元々はデビュー前に執筆された作品でしたが、机の中で寝かせていたエピソードがあります。
1987年に改定完全版として、言い回しなどを書き直したバージョンがあり、2冊とも持っているのですが、読み直しても、変更箇所は気づけなかったです。

本作品は、学生時代に異邦の国ベトナムからの帰りの飛行機で読んでいて、機内で号泣するという恥ずかしい思い出付きです。

あらすじ

公園で目を覚ました男性が記憶を失っているところから始まります。全身に痛みを感じるだけで、自分が誰で、何者なのかもわからずフラフラと歩いてるときに、可愛らしい女性が平手打ちされるところを目撃し、助けたことにより、新たな人生が始まります。

自分を取り戻せない生活を続けていく内に過去のことは忘れて今の生活に満足していく中、御手洗潔と知り合い、友人関係を築いていくことで、少しずつものごとが動き始め、過去と現在に追い詰められていく物語です。

おすすめポイント

まず、前提として御手洗潔という人物を予め知っていおいた方が良いでので、御手洗潔シリーズを何冊かよまないとダメです。出版した順番は3作目なのですが、時間に余裕があるのであれば、4冊、5冊と読むと、全てを理解し氷がとけてくような感覚で心が温まります。

逆に言うと、御手洗シリーズの1冊目には、まったくふさわしくなく、最後の一文を読んでも、ピンと来ないこと間違いなしです。1冊目なら、むしろ読んじゃだめです。

本格ミステリー好きのおすすめルート

占星術殺人事件 → 斜め屋敷の犯罪 → 御手洗潔の挨拶 → 御手洗潔のダンス → 異邦の騎士

軽いノリで読みたいおすすめルート

御手洗潔の挨拶 → 御手洗潔のダンス → 暗闇坂の人食いの木

御手洗潔の人物性に合わない人はいると思います。特に占星術殺人事件から入ってしまった人で、嫌悪感を持ち、そこで読むのをやめてしまった人が1番もったいないです。ぜひ、もう1、2作品を読んでから判断してほしいです。
「御手洗潔の挨拶」の”数字錠”、「暗闇坂の人食いの木」を読んでいただければ、人間性がみえてきます。

これを知らないと人生損するレベルの3冊目

イニシエーション・ラブ

2004年に原書房より乾くるみによる恋愛小説として出版された作品です。
なにか刑事事件が発生するわけでもなく、男女の恋愛関係を小説にした作品ですが、内容と構成により仕掛けられたどんでん返しによりミステリーと呼ばれる作品です。

あらすじ

SIDE−AとSIDE-Bの大きく2部の構成になっていて、昔のカセットテープのA面、B面をイメージした章立てとなっています。

SIDE-Aでは二人の男女の出会いから、付き合うまでのストーリーです。主人公の鈴木は、合コンで知り合うが気になる人がいても声も掛けれない性格だったが、同じメンバーで海水浴に行くことになり、連絡先を交換して、連絡を取り合うようになっていくことなります。

SIDE-Bでは、社会人となった鈴木が仕事で上京することになり、学生時代の彼女と遠距離恋愛となり、だんだん疎遠になっていき、新しい彼女との付き合いがはじまっていくようになります。

おすすめポイント

SIDE-Aから読み進め、SIDE-Bの最後の一文で、フリーズすること間違いなしです。で、その後にSIDE-Aに立ち戻って、、、理解が正しいのか確認する作業が入りました。
映画化もされているので、よく映像化したなと思って見てみましたが、ちょっと苦しい作りでした。

映画を見てしまってからの原作を読むことになってしまった方が残念でなりません。

映画をみていないのであれば、原作作品を読むのを、おすすめします。

読んでいないと人生損する最後一文ですべてがひっくりかえる本のまとめ

  • 『十角館の殺人』は、単体で完結していて読みやすい
  • 『異邦の騎士』は、バックボーンを理解している方がより楽しめるので、他の作品を先に読むべし
  • 『イニシエーション・ラブ』は、恋愛小説だがミステリ分類されている

全部ご存知で、こんなの大したこと無い、「こっちのほうがすごい!」という小説があれば、ぜひ、教えて下さい。