お金の教育って親子間でも、なかなか話をしたりしないですよね。特に親の言葉って届いたり、届かなかったりと普段からよく話す間柄でも重要ポイントを伝えるのは難しいです。
なので、本の力を借りちゃいましょうの第一弾です。
漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す黄金法則 [ ジョージ・S・クレイソン ]
オリエンタルラジオの中田敦彦さんもYoutube大学の中でご紹介されてましたが、漫画となっていますが、大人から子供まで幅広く読める内容となっていますし、450ページ程度なのでサクッと読めます。
実際に、中1の子供に読ませてみたところ１時間くらいで読み終えてました。
タイトルだけだと「歴史からの教養」ネタなのかと思いきや、現代とのリンクもあり世界観に没入しやすかったです。
- 黄金に愛される7つ道具（知識）→昇華させた理が5つ
- お金を持っているだけでは、お金持ちではない
- 魚の釣り方に価値がある
お金持ちになるためのテクニックが書かれている本ではありませんが、人生を幸福とともに歩んでいくための考え方が書かれています。
表現が古めかしくなく、心に刺さるワードが散りばめられています。
黄金に愛される7つ道具
同じように働いているのに金持ちとそうでない人がいるのか。
バビロニアの大金持ちの黄金の法則を知ってると、知らないでは、大違いということで7つ道具から紹介です。
- 収入の十分の一を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 蓄えた金に働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
収入の十分の一を貯金せよ
収入より支出が少なければ、自然と貯められるようになりますね。
社会人になった瞬間にこれを知っていたら。。。
欲望に優先順位をつけよ
浪費を極端に落としてしまうと、人生の幸福度が落ちてしまうが、優先順位の低いところの浪費を削っても、幸福度は落ちないらしいです。
蓄えた金に働かせよ
普通預金で貯めていても利子はメガバンクとかですと0.01％以下ですし、ネットバンクでも0.1％とかレベルの利子なので、貯金しているだけではとても働いてくれません。
不動産による収入や、株への投資などに回すことであるだけで働いてもらうマネーマシーンを作るべしってことです。
やっぱり、ほったらかしインデックス投資が良いでしょうね。
危険や天敵から金を堅守せよ
お金を持っていると、それを狙ってくる詐欺師や、ボッタクリファンドに投資したりと無知による損をすることにならないように、知識武装しましょうってことです。
より良きところに住め
「ドンドン家賃や、間取りのいいところに住みましょう」ということではなく、自分の生活レベルに合わせたところに住みましょうってことです。賃貸であれば、家族が増えれば広いところに。家族が減れば合わせて広さを調整したり。
通勤時間の削減できるところに引っ越すのも良いところに住むにあたります。
今日から未来の生活に備えよ
残ったお金を全て投資に回したりすると、ちょっとしたリスク回避ができなくなるので、生活防衛資金を貯めながらリスク許容度の範囲で挑戦すること。年金が不足する見通しであれば、不足する分を用意するためにどうすれば良いか考えたりと、未来を見据えるだけ変わってくるはずです。
自分こそを最大の資本にせよ
他人の力をあてにするのではなく、自分に投資してこそ、自分を資本に回せることなる。
ノーペイン、ノーゲインということですね。
ある境界を分かつ壁は、動いた者とそうでない者
某有名人さんの「俺かそれ以外か」みたいな感じですが、やはり行動しなければ結果は出ないわけで、1mmでも進むことが重要だと１年後とかに気付きたいです。
「果報は寝て待て」は、やるべきとをやったのならば結果は後からやってくると言うことで、何もしなくてもいい結果が得られるように思ってる人がいそうで怖いですね。
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